前回の記事で予告した通り、「研究ノートVol.2」に関わるお知らせです。(方方で折紙関係者の方と会う度、研究ノートの増刷はないのですか? と聞かれては平謝りするのが続いているので、本当はそっちを最初にどうにかしたいのですが……)
次回より、冊子に掲載する記事を、外部から広く募集することになりました。
というのも現在YOCSは、主に東京近郊の若手創作家が主体となって活動を行っています。
しかし、全国には多くの若い創作家の方がいます。彼らとの情報交換及び新たな才能の発掘・周知は、非常に重要な活動の一つとYOCSは考えています。そこで来年の研究ノートでは、普段勉強会に参加できないけれど、自分も何か言いたい! という方向けに、投稿論文を受け付けることにしました。
論文と言っても堅苦しいものである必要はありません。普段の折り紙活動・創作活動で考えていること、自分の創作方法や考案した技法・理論の紹介、自作品や活動の事例報告などなど、何でも結構です。
今までの自分の考えや取り組みをまとめ、それを他の人に読んでもらい、知ってもらう切っ掛けとなればと思います。多くの方の応募をお待ちしております。
【日程】
2015/1/31 | 応募締切(要旨とプロフィールの提出) |
【募集要項】を参照 |
2015/3/31 | 原稿締切 | 【応募後の流れ】を参照 |
2015/5/31 | 原稿の校正終了 | 【応募後の流れ】を参照 |
2015/8 | 折紙探偵団コンベンションにて冊子販売予定 |
【募集要項】
資格:折紙の創作・もしくはそれに類する活動を行っている15歳(高校生以上)から30歳くらいまでの方。それ以外の経験・資格は不問。
内容:広く折り紙創作や、折紙の活動・研究に関する論文、エッセイ。
応募方法:来年2015年1月31日までに、以下の3つの項目を、
young.origami.creators.seminar☆gmail.com(☆を@に直してください)
宛にお送りください。
(1)氏名・年齢
(2)要旨 (400字程度。執筆の際、要旨の内容からある程度変更があっても許容します。今書きたいと思っている内容をおおまかに教えて下さい)
(3)プロフィール (これまでの活動経歴を教えて下さい。特にホームページ・ブログ・SNS等で折紙作品や活動を公表している場合は、そのアドレスを明記して下さい)
【応募後の流れ】
紙幅の関係上、すべての応募に対応できない可能性があります。掲載の可否については、来年1月末の勉強会内で応募内容を審査し、掲載の可否を決定します。合否はメールでお知らせしますので、記事の執筆はその後行ってください。
記事の最終締め切りは2015年3月末までとなります。その後YOCS内で文章のチェックなどを行い、最終的に2015年5月末までに掲載記事を仕上げてもらう予定です。
掲載記事は、図表も含めて2ページに収めてもらいます(おおよそ3000~4000字程度と考えてください)。詳細なテンプレートは、審査の後にメールでお渡しします。執筆に際して分からないことがあればYOCSでサポートしますので、あまり文章を書いたことがないという方でも積極的にご応募ください。
【注意点】
・日本語でのみ受け付けます。
・あくまで若手育成を目的とした応募です。研究についても、基本的に折紙創作に関するものに限ります。より専門的な学術研究や実践報告については、日本折紙学会の行う「折り紙の科学・数学・教育研究集会」への参加や、同学会の刊行する研究誌「折り紙の科学」への投稿をご検討ください。
・文章の著作権は著者に帰属します。ただし掲載されたものとまったく同じ文章・図表を他の媒体に掲載・公開することは、止めてください。→著作権の取り扱いについて修正あり
・既に別の媒体で論じた内容であっても、「研究ノート」用にまとめ直した文章であれば、応募は可能です。
・その他不明な点などがあれば、メールかコメント欄にてお尋ねください。
若手創作家勉強会