第18回若手創作家勉強会 活動報告

日時 2015年3月29日(日) 14:00-19:00
会場 JOASホール
参加者 13名

 1名、初参加の方が来てくれました。


14:00-15:05

個人発表1 「Origami Aquarium Simulator の開発 -平成26年度実施内容および成果報告-」

発表者:各務 均

【要旨】

 作品の展示方法は、折り紙人が日頃直面している課題の1つですが、創作方法に比べてあまり議論されてこなかった分野だと思います。
 本発表では、展示に関する新たな試みとして、魚作品を水族館のように生態展示することを提案し、それを擬似的に実現する装置 OAS:Origami Aquarium Simulator の開発を通して魚作品のあるべき姿について考えます。

 

実際に動いている様子は、各務さんのホームページで見ることができます 

 


15:15-16:20

個人発表2 「折り紙創作の体系化に関する考察」

発表者:松田 景吾

【要旨】

若手創作家勉強会は,創作研究ノートvol.1において折り紙創作の教科書を作成することを宣言している.その目標のひとつに“創作活動を体系化することで,読者に創作活動の多様性を理解してもらう”ことが挙げられている.折り紙創作を体系的に捉えることができれば,読者が自身の創作の“立ち位置”を把握することにも役立つと期待される.しかし,様々なアプローチのある折り紙創作を体系化することは本当に可能なのか.今回は,教科書作成の足がかりのつもりで,試みとして様々な折り紙創作活動を体系的に整理する.

 


16:30-17:10

「研究ノート vol.2」編集会議

今夏に刊行予定の「研究ノート vol.2」に関する編集会議が行われました。「Vol.2」は「vol.1」より大幅にページを増量する予定です。

現在メンバーの多くが、掲載記事を執筆しています。また、以前ブログでも告知を出した投稿論文も、3名から応募があり、執筆してもらっています。少しでも良いものとなるよう頑張っていきますので、どうぞお楽しみに。


17:10-17:30

イベント報告「折り紙サークルネットワーク展示会 in大阪」

発表者:笹沼 勇人

3/14,15に大阪で行われた「折り紙サークルネットワーク展示会」について、報告がありました。


17:50-19:00

 企画「文献・作品紹介」

お勧めの折紙作品や書籍を、参加者同士で紹介し合いました。

紹介された作品・本は以下の通りです。 

お薦め作品・本 作者
グラニュー糖展開図 宇土周作
リュートを弾くエンジェル(折り図:「おりがみ 334号」) 島本 範
ブルドッグとえさ(折り図:「おりがみ 300号」) 黄 寶山
蒸気機関車(折り図:「乗りものおりがみ」) 桃谷好英
シンバルモンキー (折り図:「動くおりがみ」) 木村良寿
「おりがみランド 恐竜のおりがみ」 川畑文昭
「新・おりがみランド 恐竜のおりがみ 1」 川畑文昭
ステゴサウルス( 折り図:「トップおりがみ」など) John Montroll
きつね(折り図:「おりがみ新世界」) 伊東万耀
ケルベロス(第5回探偵団コンベンションで展示) 谷口真康
シルヴァーナさんの星(折り図:「立体バラエティー ユニットおりがみ」) Silvana Betti Mamino
桔梗 他 ob猫
リボンのバッグ(折り図:「おりがみ 456号」) 二渡昌子
さかな?(隣のリンク参照) Diego Quevedo
Last Waltz(折り図:「をる 12号」など) Neal Elias
Rising Sun折り方動画) Dorde Jabanovic
You Tube
どんぐり Beth Johnson

 

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p style=”text-align: left;”> 次回の勉強会は4月下旬に行う予定です。

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