第27回(再開7回)若手創作家勉強会 活動報告

日時 2017年3月26日(日) 14:00-19:30
会場 JOASホール
参加者 高村、中村、井上、板垣(途中参加)

 

今回は「WEBで行われた折り紙に関する議論に対する検討」と「工程に制限を設けたシンプル系創作」の2つを実施しました。

 


1.WEB上で行われた折り紙に関する議論に対する検討

1.1.目的

今の若い世代の折り紙(創作折り紙)に対する問題意識を知り、それについて議論して各自の折紙観を深めることを通して、各自の折紙創作にそれを反映させることを狙いとする。

1.2.実施内容

kyoppyさんのブログ記事「おりがみ哲学考 第1回:折り紙の遊戯性」を読み、折紙の遊戯性やサークル維持のための取り組みなどのトピックについて、参加者の考えを述べあった。

1.3.成果

 

 


 

2.工程に制限を設けたシンプル系創作

2.1.目的

「折り紙に興味を持ってもらうきっかけ」としての質の良いシンプル作品の創作は、若い世代の創作家にとって重要な課題であり、「創作をやってみたい」と考えている創作初心者にとっても、シンプルな作品の創作は有効な導入となると考えられる。

そこで、勉強会の参加者でシンプルになることが期待できる制限を設け、シンプル作品の創作を実際に行うことで、参加者のシンプル作品創作力の向上を図るとともに、創作初心者が創作に取り組むための導入となるような方法を検討する。

2.2.実施内容

折り筋は対角線と辺の二等分のみとする。沈め折りおよび立体的になる折りは不可とする。折る回数は最大15回とし、中割り折り、かぶせ折りは一回として数える。制限時間は20分。

今回のお題は「魚」です。

2.3.成果

 

作品名 やつめうなぎ
創作者 井上
折り回数 15回
解説 タコの基本形を細く段折りし、インサイドアウトでエラを表現。両面から鑑賞可能。

作品名  りゅうぐうのつかい
創作者 井上 
折り回数 15回
解説  サカナの基本形を細くする。両面から鑑賞可能。

作品名 まんぼう
創作者 板垣
折り回数 10回
解説 用紙の対角をそれぞれひれ、頭に割り当てた。ほとんどぐらい折り。

作品名 いるか
創作者 中村
折り回数 11回
解説 風船の基本形から。カド2つをそれぞれ頭、手(片面のみ)、もう2つを尾ひれに。背びれは内部カド。片面からのみ鑑賞可能

作品名 くまのみ
創作者 中村
折り回数 9回
解説 模様をそのまま再現して見立て。輪郭は大雑把。

作品名 とびうお 
創作者 中村楓? 
折り回数
解説 完成しなかった 

作品名 たい
創作者 板垣
折り回数 13回
解説 三角に折った後にぐらい折りでカドをねじり、顔~胸びれ、尾をつくる。片面からのみ鑑賞可能。

作品名 かわはぎ
創作者 高村
折り回数 15回
解説 魚の下半身らしき形を発見してから折っていった。参加者からの指摘で作品名がかわはぎに決定。片面からのみ鑑賞可能。

作品名 さかな
創作者 高村
折り回数 9回
解説 フチを内側に折り、魚の輪郭だけを浮かばせた。

2.4.議論

中村 みんな結構折れるのではないか。魚だとどうしても裏から見れない作品になってしまう。

高村 みんな発想がばらばらで面白い。

井上 今回は誰も迷わずに完成にたどり着けた感じでしょうか。

板垣 時間かけて折るときよりも、思い切りでせざるを得ないところがむしろ良い。

井上 左右対称、反対側からでも鑑賞できるようにとこだわり過ぎだった。

高村 みんな品種まで考えていて感心。自分は漠然と魚としか考えてなかった。

中村 私の場合は品種をクマノミに絞れたからこそ完成できた。反則的だったかも。


次回予告

次回は4月22日以降を予定しています。ゴールデンウィーク(5月初旬を含む)に行うかもしれません。活動内容は「第2回競作の報告と議論」とその他を考えています。詳細が決まりましたら、改めて開催のお知らせに記載します。

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